VSELP
vector sum excited linear prediction
VSELP(vector sum excited linear prediction)は、複数の基底ベクトルを用意し、
基底ベクトルの和(+/-)を固定型コードブックとして扱う方式である。
個々の基底ベクトルごとの線形予測フィルターの出力を求めておけば、
全ての基底ベクトルの和による出力はそれらの合成により求められ、計算量を大幅に削減できる。
VSELP 方式は第二世代携帯電話で主に使われ、日本ではPDC、北米ではD-AMPSの符号化方式として用いられた。
日本のディジタル携帯電話PDCで使われている電話音声のディジタル符号化技術。
ベクトル和励振線形予測と訳される。音声信号の符号化速度は6.7kビット/秒。フルレート方式と呼ばれる。
表:世界のデジタル方式音声コーデック一覧。
図:VCELP音声符号の関連技術。
VSELP Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E7%AC%A6%E5%8F%B7%E5%8C%96#VSELP