2015-07-03 05:45 PM
2015年7月3日(初版)
MCU5300 シリーズでのビデオコール中に MCU の再起動やビデオコールの切断がまれに発生することがあります。
MCU のソフトウェアバージョン 4.5 では、下記リリースノートに記載の機能追加が行われておりますので、同問題による MCU 自体の再起動は発生しません。
MCU Release Notes 4.5 - 5ページ「Isolated media processor reboot」
http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/telepresence/infrastructure/mcu/release_note/Cisco-TelePresence-MCU-Software-release-notes-4-5-1-55.pdf
MCU のソフトウェア不具合 CSCuq34941 が原因で H.264 ビデオ信号の処理を行う DSP がクラッシュします。
不具合の性質上、症状が顕在化するタイミングや条件は一定しておりません。ビデオコールを長時間連続で接続した状態で発生する傾向があることが報告されております。
解決策
一時的回避策
CSCuq34941 のWorkaroundに記載のとおり、次の運用で回避可能です。
- 長時間コールを接続したままにしない。実際の会議が終了した時点でコールを切断する。
- H.264を使用しない。MCUのWebUIから、「設定 > カンファレンス(Settings > Conferences)」で「MCUからのビデオ・コーデック(Video codecs from MCU)」と「MCUへのビデオ・コーデック(Video codecs to MCU)」の両方で「H.264」のチェックを外して「変更の適用(Apply changes)」をクリック。
根本対策
CSCuq34941 の修正を含むソフトウェアをご使用ください。
コメントさせて頂きます。
ご回答頂けますと幸いです。
現在、MCUにて会議を行おうとすると、案内音声が日本語から突然英語になる事象が発生しております。※発生時はMCUの再起動にて復旧させています。※契機、原因は不明MCUの「dsp_crash_history.txt」ログを確認すると日時が記録されていることから、DSPのクラッシュが起こった際、メディアリソースの再起動が発生し、案内音声が英語になってしまっていると想定しております。上記ドキュメントの解決策に記載のある、「- H.264を使用しない。」対処策を実施した場合、長時間通話を行った場合でも、DSPのクラッシュを回避できるのでしょうか?また、「- H.264を使用しない。」へ設定を変更した場合、どのような影響がございますでしょうか?デメリットがございましたらご教授頂けないでしょうか。MCUのファームアップをせずに、案内音声が日本語から突然英語になる事象の回避策を模索しております。
・製品情報
MCU5320シリーズ
ファーム:4.5(1.45)
何卒宜しくお願い致します。
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