キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
76
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2024 年 07 月 24 日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題

IP Phone ベースの録音機能を使用する環境で、ネットワーク切断等で通話保護モードに入ったコールにおいて、「Maximum Call Duration Timer (最長通話時間) 」に設定した時間が経過しても、Cisco Unified Communication Manager (Unified CM) から録音サーバへ SIP Re-Invite メッセージを送信し続けている事象が発生しています。

通話保護モードに関しては、以下の記事をご参考ください。
(ご参考)Unified CM の通話保護 (Call Preservation) 機能
https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3948223

原因

通話保護モードに入ったコールの場合、発信および受信側とのシグナリングセッションが切れており、Unified CM 側でコールの終了が判断できないため、録音サーバに対して Re-Invite メッセージを継続送信しています。こちらは実装通りの動作であります。

解決策

本事象を回避するために、機能拡張リクエスト CSCuv07653 (CSCuv29131) が登録されて、サービスパラメータ「SIP Call Preservation Expires Timer」が追加されました。本パラメータを設定することにより、通話保護モードに入ったコールの最長時間を制限することができ、Unified CM から録音サーバへ Re-Invite メッセージを永遠に送信し続けることを回避できます。

「SIP Call Preservation Expires Timer」設定:
Cisco Unified CM Administration > System > Service Parameter で、Unified CM ノードとCisco CallManager を選択して、本パラメータを設定してください。デフォルト値は 0 で、無制限を意味しています。最大値は 86400 秒となります。

mayjin_0-1720958256671.png

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします