2024 年 7 月 24 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
Lightspeed Plus ベースのラインカードが搭載された ASR9000 シリーズルータにて、以下の 2 つの事象が報告されています
1. 'show controllers <interface>' にて LED state が適切に表示されない。
RP/0/RP0/CPU0:ASR9K#show controllers Te0/0/0/25
State:
Administrative state: enabled
Operational state: Up
LED state: Red On
2. インターフェイスがダウン状態のままとなる。
RP/0/RP0/CPU0:ASR9K#show controllers Te0/0/0/25
State:
Administrative state: enabled
Operational state: Down (Reason: Security failure (not a valid part))
LED state: Red On
リンクダウン時には、サポートされているモジュールを搭載しているにも関わらず、以下のような syslog が出力されることが確認されています。
%PLATFORM-OPTICS_MODULE-2-DEV_OPTICS_SUPPORTED_ERROR : Set|vic_ls[7275]|0x10c707a|Optics Module for port 25 is not a supported module type
%PLATFORM-OPTICS_MODULE-2-DEV_OPTICS_PID_NOT_SUPPORTED : Set|vic_ls[7275]|0x10c707a|Optics Module for port 25 is not a supported Cisco Product ID (PID)
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| 原因 |
これら 2 つの問題は CSCwi13734 として報告されています。
CSCwi13734
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| 解決策 |
1. リンクアップ状態で LED が不適切な状態の場合は、vic_ls プロセスの再起動にて復旧することが確認されています。
RP/0/RP0/CPU0:ASR9K#process restart vic_ls location <linecard>
2. リンクダウン状態の場合、オプティクスモジュールの抜き差しで復旧する可能性があります。
恒久対処として CSCwi13734 の SMU もしくは修正バージョンを使用する必要があります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
