2024 年 7 月 24 日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
Cisco8000 シリーズルータにて、400G および 100G オプティクスモジュールの抜き差し後に、リンクアップしない事象が報告されています。
事象発生時には、オプティクスモジュールの挿入後、以下のようなログが出力されることが確認されています。
RP/0/RP0/CPU0:Jul 25 13:30:56.284 JST: eth_intf_ea[234]: Port 51 speed 8 undefined or not supported on non SFP port
RP/0/RP0/CPU0:Jul 25 13:31:22.496 JST: eth_intf_ea[234]: Port 58 speed 8 undefined or not supported on non SFP port
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| 原因 |
オプティクスモジュール挿入時に、モジュールタイプが適切に読み込まれないことによってこの問題は発生します。
この問題は CSCwa11770 として報告されています。
CSCwa11770
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| 解決策 |
この問題に Workaround はありませんが、以下のように breakout の設定を一時的に投入することで復旧できます。
breakout の設定を投入後、該当インターフェイス配下の設定は削除されますので、ご留意ください。
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000#conf
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config)#controller optics <x/x/x/x>
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#breakout 4x100
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#commit
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#end
----- 設定投入後 5 分ほど待ってください -----
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000#conf
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config)#controller optics <x/x/x/x>
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#no breakout 4x100
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#commit
RP/0/RP0/CPU0:Cisco8000(config-Optics)#end
恒久対処として CSCwa11770 の修正されたバージョンを使用する必要があります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。
