2024 年 10 月 25 日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
NCS5500 および NCS540/560 シリーズルータにて、L2 transport に対して LLF(Link Loss Forwarding) を設定している場合、ローカルルータでの Linkdown イベントがリモート PE に伝搬され、リモート PE にて対象インターフェイスがダウン状態となります。しかしながら、Interface の shutdown/no shutdown もしくは ラインカード/筐体再起動後、ダウン状態が保持されず、想定外にリンクアップしてしまう問題が報告されています。
この問題の対象となる設定は以下です。
interface <> l2transport propagate remote-status
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原因 |
Interface の shutdown/no shutdown もしくは ラインカード/筐体再起動後に機器内部で Tx-disable 状態がクリアされてしまうため、これらの問題が発生します。 これらの問題は CSCwa86720 および CSCwj72088 として報告されています。
Interface の shutdown/no shutdown もしくはラインカード再起動後に Tx-disable が保持されない問題 CSCwa86720 - T
筐体再起動後に Tx-disable が保持されない問題 CSCwj72088 -
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解決策 |
この問題に Workaround はありません。 恒久対処として CSCwa86720 および CSCwj72088 の修正バージョンを使用する必要があります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。