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JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2023 年 1 月 27 日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題

NCS560 を宛先として ping を実施した際、NCS560 から返ってくる ICMP echo reply が重複して送信されてしまう問題が報告されています。
以下のように show ipv4 traffic brief で ICMP echo request / reply のカウンタを確認すると、Active RP だけでなく Standby RP でも echo request を受信し、echo reply を送信していることが確認できます。

### Active RP ###
RP/0/RP0/CPU0:NCS560#show ipv4 traffic brief location 0/RP0/CPU0 | inc echo
Wed Aug 21 12:55:57.038 IST
5 echo request, 600769 echo reply
600769 echo request, 10 echo reply

### Standby RP ###
RP/0/RP0/CPU0:NCS560#show ipv4 traffic brief location 0/RP1/CPU0 | inc echo
Wed Aug 21 12:56:08.088 IST
0 echo request, 601875 echo reply
601875 echo request, 0 echo reply

この問題は ping だけでなく、ping sr-mpls でも同様の問題が報告されています。

原因

基本的には Active RP のみが echo reply を返すべきですが、Active RP だけでなく Standby RP にも echo request が punt されてしまっているため結果的に両方の RP で echo reply が送信されてしまいます。

ping については CSCvq98669 が報告されています。
CSCvq98669 Standby RSP is responding to ICMP request

ping sr-mpls については CSCvu89934 が報告されています。
CSCvu89934 standbyRP is responding sr-mpls ping reply

解決策

この問題に workaround はありません。
対処としては 
CSCvq98669CSCvu89934 の修正バージョンを使用する必要があります。

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。

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