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taknakam
Cisco Employee
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本稿では Edge300 のアップグレードを行う方法として、USB memory を使用して Factory Mode から強制的にアップグレードを実行する手順について説明します。なお、アップグレードを行う際は以下の点に注意してください。

  • 1.5 から 1.6 へのアップグレードでは "Factory Mode OS Version" と "Fonts" の設定を外してください。
  • 1.5 以上のバージョンから 1.4 以下へバージョンを下げることはできません。

 

アップグレード手順は以下の通りです。
本稿では boot disk の作成において linux サーバ(CentOS)を使用しています。

 

(1)
recovery image を入れるために十分な容量がある USB memory を用意します。

 

(2)
recovery image を CCO から download します。
本稿では smi-usb-sunbird-1.5.0-delivery.tar.gz (バージョン 1.5)を使用しています

 

(3)
USB memory を ext3 でフォーマットします。

linux サーバの USB port に USB memory を差します。
/var/log/message 内のログから、このデバイスは /dev/sdh1 で認識されていることが分かります。

Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: new high speed USB device number 3 using ehci_hcd
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: New USB device found, idVendor=117f, idProduct=2303
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: Product: USB DISK
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: SerialNumber: 000000000000B2
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: usb 2-4: configuration #1 chosen from 1 choice
Jun 16 00:24:37 MDE-a kernel: scsi7 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: scsi 7:0:0:0: Direct-Access              Xiao Slide DX    0.00 PQ: 0 ANSI: 2
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: Attached scsi generic sg9 type 0
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] 4012031 512-byte logical blocks: (2.05 GB/1.91 GiB)
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] Write Protect is off
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] Assuming drive cache: write through
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] Assuming drive cache: write through
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sdh: sdh1
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] Assuming drive cache: write through
Jun 16 00:24:38 MDE-a kernel: sd 7:0:0:0: [sdh] Attached SCSI removable disk

 

/dev/sdh1(USB memory) を ext3 でフォーマットします。

# mkfs.ext3 /dev/sdh1


(4)
USB memory をマウントします。

# mkdir /media/sdh1
# mount /dev/sdh1 /media/sdh1


(5)
recovery image (smi-usb-sunbird-1.5.0-delivery.tar.gz )を USB memory 上に展開します。

# tar -zpxvf smi-usb-sunbird-1.5.0-delivery.tar.gz -C /media/sdh1/
SmartInstall
apps/
bin/
bin/cat
bin/YFI_XpsmPlayer
bin/mountpoint
bin/switch
bin/transcoding.cfg
...
(以下省略)


(6)
USB memory を linux サーバからアンマウントします。

# unmount /media/sdh1/


以上で、boot disk の完成です。

 

(7)
(Edge300 に USB device が差さっている場合は全て取り外しておいてください)
Edge300 の横にある USB port に USB memoryを差します。(下図の①です)

 

(8)
reset ボタンを 4 秒間押し続けると reset がかかります。
USB memory からの起動に成功すると、以下のようなメッセージがモニターに出力されます。

 

上面の電源LED が緑点滅している間はアップグレード実行中ですので、しばらくお待ちください。

アップグレードが完了すると緑点灯に変わり、そのまま待つとログイン画面が出力されます。

 

(9)
デフォルトアカウント(root/cisco)でログインできることを確認します。

 

 

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