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DCNhowtoAdmin
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概要

VMware 環境において、EPG とポートグループの自動関連付けを行うためには以下の2つの設定が必要です。

  • VMM Domain の設定
  • EPG とのマッピング (EPG 配下にある Domain の設定)

 

このページは、以下の設定を行った後に実施した場合の GUI 画面を使用しています。

 

VMM Domain の設定

VMM Domain は、仮想マシン管理マネージャが関連付けられたドメインです。

今回は、VMware の仮想マシン管理マネージャである vCenter を関連付けた VMM Domain を作成します。

 

(1) Virtual Networking  > VMware >  VMware を右クリックし "Create vCenter Domain" を選択します。

Slide1.PNG

 

(2) 以下を設定します

  • VMM ドメインの名前を設定(分散仮想スイッチの名前になります)
  • 仮想スイッチのタイプを設定(ここではVMware 分散仮想スイッチ)
  • VMM ドメインが所属する AEP(Attachable Entity Profile)を選択
  • VLAN Pool (ポートグループ作成時に使用する VLAN の範囲)を指定

  今回は、新規にVLAN Pool を作成する方法を紹介するため、「Create VLAN Pool」を選択します。

Slide2.PNG

 

(3) 以下を設定します

  • Name: VLAN Pool名
  • Allocation Mode : VMM連携の場合は、Dynamic Allocationsを指定します
  • Encap Blocks:VLAN Rangeを作成するために[+]アイコンをクリックします
Slide3.PNG

 

(4) VLAN Rangeを指定します。

なお、Allocation Modeは、[Inherit allocMode from parent]を選択します。 

最後に[OK]をクリックし、VLAN Rangeの作成を完了させます。

Slide4.PNG

(5) Encap Blocksに先ほど作成したVLAN Rangeが適用されていることを確認し、Submitをクリックします。

Slide5.PNG

 

(6) 次は vCenter のログイン情報を設定します。

vCenter Credentials 横の [+]をクリックします。

Slide6.PNG

 

(6) 以下を設定し、OKをクリックします。
  • Name: クレデンシャル名
  • Username: vCenterに登録された管理者
  • password :  上記のパスワード
Slide7.PNG
Slide8.PNG

 

(7) 最後に、vCenter の IP アドレス等の情報を設定します。

下にスクロールして、vCenter 横の [+] をクリックします。

Slide15.png

 

 

(8) 以下を設定し、OKをクリックします。

  • Name: vCenterの名前(APIC上での管理名なので、vCenter上の登録名と一致する必要はない)
  • Host Name (or IP Address) : vCenter のホスト名もしくは IPアドレス。ホスト名で登録する場合は、APICが該当ホスト名を名前解決ができる必要がある。
  • Datacenter: 分散仮想スイッチを作成するデータセンター名
  • Associated Credential: 先ほど作成したCredential情報
Slide16.png

 

(9) これまでの登録内容を確認して SUBMIT します。

Slide17.png

(10) 情報と環境に問題がなければ、vCenter に分散仮想スイッチが作成されます。

Slide9.PNG

 

(11)分散仮想スイッチが作成されたら、通常通り、分散仮想スイッチにホストを追加してください。

Slide18.png

  


 

EPG とのマッピング (Domain 設定)

EPG を VMM Domain とマッピングすると、その EPG 用のポートグループが分散仮想スイッチに作成されます。

 

(1) TENANTS > テナントを選択 > Application Profiles > アプリケーションプロファイルを選択 > Application EPGs > EPG > Domainで右クリックし、Add VMM Domain Association を選択します

Slide10.PNG

 

(2) 作成した VMM Domain をプルダウンから選択します。

Slide11.PNG

 

(3) VLAN ModeはVMMの場合はDynamicにする必要があるので、こちらを選択し、Submitします。

Slide12.PNG

 

(4) SUBMIT すると、APIC 経由でその EPG 用のポートグループが作成されます。

該当ポートグループに端末を割り振ると、ACI側でEndpointとして認識できるようになります。

Slide13.PNG

 

(5) EPG を選択 > Operational > Client Endpoint

通信が発生し、Leaf が学習すると learned になります

Slide14.PNG

 

以降は、VMM domain であっても物理ドメインであっても同様です。EPG と Contract の設定に基づいて転送されます。

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