はじめに
本ドキュメントでは、Standard HyperFlex Cluster のノードの Re-acknowledge の手順について記載します。HyperVisor はESXi とします。
UCSM 上からノードの情報を正常に読み込めない場合、Re-acknowledgeを実施することで改善することがあります。
注意事項
Re-acknowledge を実施することでノードがリブートされるため、この上で動作させているユーザ仮想マシンについては、予め同クラスタの他のノードに移動させたりシャットダウンさせておく必要があります。
手順
- HX connect へログインし、クラスタステータスがHealthyで問題が無いことを確認します。
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該当ノード上で動作しているVM(HyperFlex のコントローラVM以外)をシャットダウン、もしくは他のノードへ移動させます。
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HX connect から、該当ノードを HXメンテナンスモードに移行します。アクティビティで進捗が確認できます。移行完了後、ノードのハイパーバイザーOSであるESXiをシャットダウンします。
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UCSMの左ペインで Equipment / Rack-Mounts / Servers / Server X を選択し、右ペインの [Server Maintenance] から[Re-acknowledge]を選択し、OK(日本語表記では[を]となっております)をクリックし、続けて出てくるポップアップの [YES], [OK] をクリックします。
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FSM タブへ移行し、Discovery, Associate を経て、Hard Shutdown となるまで待ちます(約20〜30分)
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Generalタブへ移行し、Boot Server をクリックし、FSMタブからTurnupが完了することを確認します。
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ESXi の起動完了を待ちます。
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HX connect から、該当ノードのHXメンテナンスモードを終了し、アクティビティから進捗を確認し、終了まで待ちます。
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ダッシュボードから、「復元力の状態」が Healthy に戻ったことを確認します。
- 停止、他のノードへ移しておいたVMを元のノードで動作させる場合は、戻し作業を実施します。
参考情報
[UCS B] サーバの Decommission、Re-acknowledge 手順 (HTML5 版)