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daiogawa
Cisco Employee
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本ドキュメントでは UCS C220M7/C240M7 の RAID controller の交換手順についてご説明いたします。


[交換対象パーツ]

 [C220M7 (内蔵ドライブ用コントローラ)] 

  • UCSC-RAID-M1L16=
  • UCSC-RAID-HP=
  • UCSC-RAID-T-D (UCSC-RAID-220M6= )
  • UCSC-HBA-M1L16=
  • UCSC-SAS-T-D (UCSC-SAS-M6T= )

 [C240M7 (内蔵ドライブ用コントローラ)]

  • UCSC-RAID-MP1L32=
  • UCSC-RAID-HP=
  • UCSC-RAID-SD-D (UCSC-RAID-M6SD= )
  • UCSC-HBA-M1L16=
  • UCSC-SAS-T-D (UCSC-SAS-M6T= )


[作業前確認] 

- FE作業
1. CIMC の [シャーシ] タブで [障害とログ] メニューを選択し、右画面の [障害の概要] を確認して、Fault の有無を確認します。

daiogawa_0-1742709744341.png

 

 

2. 交換対象の RAID controller の Firmware のバージョンをメモします。
*[インベントリ] メニューを選択し、右画面の [ストレージ] で対象の RAID controller の Firmware バージョンを確認します。

daiogawa_1-1742709744294.png

 

 

3. [コンピューティング] → [BIOS] → [ブート順序の設定]をクリックし、[設定されたブートデバイス]と[実際のブートデバイス]情報を
事前にメモします。
RAID controller を交換後、稀に RAID controller の Boot Order が最後になり元の順番に戻す必要があるケースがあります。

daiogawa_2-1742709744342.png

 


[作業手順]

- お客様作業 (FE 作業前)  
1. OS をシャットダウンしてください。
2. 作業対象特定のために、画面右側上部の以下メニューで Locator LED を点灯してください。

daiogawa_3-1742709744340.png

 

 

- FE 作業
1. 交換対象のサーバーシャーシに接続されている電源ケーブルと、その他のケーブルにラベリングを行い、元に戻せる状態にしてから
ケーブルを抜きます。

2. サーバー前面の以下の赤で囲んだラッチ部分を引き上げ、スライドレールに沿ってサーバーをラックの前面に引きます。

[C220M7]

c220-M7.png

[C240M7]

c240M7.png

 

3. 以下の図を参考に①のロックを開放し、そのままラッチを引き上げ、サーバのトップカバーをはずします。

[C220M7/C240M7]

daiogawa_4-1742709931999.png

4. Raid controller の搭載位置を特定し、Raid controller 上の Port とその Port に接続しているケーブルの順番をメモし、ケーブルを抜きます。

[C220M7]

raid_M7.png

[C240M7]

daiogawa_0-1744794556006.png

5.  Raid controller を取り外す前に、ファントレイを取り外します。
     ファントレイの取り外し[C220 M7]
     ファントレイの取り外し[C240 M7]

6. Raid controller を交換します。
 (C240 M7の場合は、単一のトレイに単一のストレージコントローラカードを搭載するか、
 またはそれぞれ独自のトレイに 2 枚のストレージコントローラカードを搭載する場合で手順が分かれています。)

 SAS ストレージ コントローラ カードの交換(RAID または HBA)[C220 M7]

 SAS ストレージ コントローラ カードの交換(RAID または HBA)[C240 M7] 

7. 交換後、システムを起動し、Raid controller の Firmware バージョンを確認します。交換前とバージョンが異なる場合、
 Host Upgrade Utility を用いて、Raid controller の Firmware のみを交換前のバージョンと合わせます。

 ※Firmware の更新については、
      UCS C-Series HUU によるアップグレード方法 (CIMC version 4.x)をご参照ください。

 ※スタンドアロン モードのみで実行されているサーバ:
  コントローラ ハードウェアを交換した後に、ファームウェアの現在のバージョンが更新バージョンと同じ場合でも、
  Cisco UCS Host Upgrade Utility(HUU)コントローラのファームウェアの更新を実行する必要があります。
  これは、コントローラの suboem-id をサーバ SKU 用の正しい値にプログラムするために必要です。
  これを行わないと、ドライブの一覧がソフトウェアで正しく表示されないことがあります。
  この問題は、UCSM モードで制御されるサーバには影響しません。

 ※正常に起動しない場合は、ブート中に [F2] を押して BIOS 設定画面に入り、
        Boot Options から適切なブートデバイスの順番に変更して下さい。

image.png

- FE 作業
1. CIMC でHDD, RAID Controller のステータスを確認します。 

HDD ステータス確認:

image.png


参考:
CIMC上でディスクの健全性を確認する方法
https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3152625

Raid controller ステータス確認:

image.png

 

参考:
交換前後の確認項目 - Cシリーズ サーバ - CIMC ver 1.5以降用
の「 1-7.Raid controller」 をご参照ください。
https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3137829

2. CIMC の [シャーシ] タブで [障害とログ] メニューを選択し、右画面の [障害の概要] を確認して、新しくFaultが発生していないことを確認します。

image.png

- お客様作業
1. OS を起動し、動作に問題ないことを確認します。

 

参考資料

Cisco UCS C220 M7 サーバ設置およびサービス ガイド

Cisco UCS C240 M7 サーバ設置およびサービス ガイド

 

 

 

 

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