Android 端末が無線 LAN に接続できない

[JapanTAC_CSC]

2020年08月14日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題	一部のモデルの Android 端末が集中管理型の COS AP にアソシエートできず、無線 LAN 接続に失敗します。 発生条件： 1. COS AP が AireOS WLC と Catalyst 9800 シリーズのどちらに帰属しても問題が発生します。ただし、IOS AP は発生しません。 2. AireOS WLC はバージョン 8.10 以上、Catalyst 9800 シリーズはバージョン 16.12 以上で発生します。 3. WPA2/WPA3 のどちらのセキュリティモードでも発生する可能性があります。 ログ出力： 無線フレームをキャプチャして、下図のように COS AP が送信する Beacon フレームまたは Probe Response フレームに、Cisco Systems Vendor Specific タグで Vendor Specific OUI Type: 44 が含まれるのを確認する事でこの問題に該当する可能性が高いと判断できます。
原因	この問題の根本原因は Android 端末の不具合です。 AireOS WLC バージョン 8.10 から、Catalyst 9800 シリーズバージョン 16.12 から、Device Analytics (Catalyst 9800 シリーズでのみ実装) と Andorid 端末向けの Adaptive FT (Fast Transition) を実装し、AP が端末向けにこれらの機能をサポートするための情報要素を付加したフレームを送信するようになりますが、一部のモデルの Android 端末はこれらの情報要素を適切に処理できない不具合が存在するため、無線 LAN 接続に失敗します。 また COS AP の不具合である CSCvu24770 (Various Android 10 phones fail to associate) の影響により、Device Analytics と Adaptive FT を無効にしてもそれらの情報要素を AP が送信しています。
解決策	まずは CSCvu24770 の修正バージョンへアップグレードして下さい。 アップグレード後でも改善されない場合は、下記のステップを実施して下さい。 Step 1: Android 端末のドライバもしくは OS をアップグレード Step 2: Step 1 で解消されない場合は、Device Analytics と Adaptive FT を無効化 (ただし、その他の Adaptive FT サポートの端末が FT できなくなるという影響が出ます)

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。

[JapanTAC_CSC]

2020年08月14日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題	一部のモデルの Android 端末が集中管理型の COS AP にアソシエートできず、無線 LAN 接続に失敗します。 発生条件： 1. COS AP が AireOS WLC と Catalyst 9800 シリーズのどちらに帰属しても問題が発生します。ただし、IOS AP は発生しません。 2. AireOS WLC はバージョン 8.10 以上、Catalyst 9800 シリーズはバージョン 16.12 以上で発生します。 3. WPA2/WPA3 のどちらのセキュリティモードでも発生する可能性があります。 ログ出力： 無線フレームをキャプチャして、下図のように COS AP が送信する Beacon フレームまたは Probe Response フレームに、Cisco Systems Vendor Specific タグで Vendor Specific OUI Type: 44 が含まれるのを確認する事でこの問題に該当する可能性が高いと判断できます。
原因	この問題の根本原因は Android 端末の不具合です。 AireOS WLC バージョン 8.10 から、Catalyst 9800 シリーズバージョン 16.12 から、Device Analytics (Catalyst 9800 シリーズでのみ実装) と Andorid 端末向けの Adaptive FT (Fast Transition) を実装し、AP が端末向けにこれらの機能をサポートするための情報要素を付加したフレームを送信するようになりますが、一部のモデルの Android 端末はこれらの情報要素を適切に処理できない不具合が存在するため、無線 LAN 接続に失敗します。 また COS AP の不具合である CSCvu24770 (Various Android 10 phones fail to associate) の影響により、Device Analytics と Adaptive FT を無効にしてもそれらの情報要素を AP が送信しています。
解決策	まずは CSCvu24770 の修正バージョンへアップグレードして下さい。 アップグレード後でも改善されない場合は、下記のステップを実施して下さい。 Step 1: Android 端末のドライバもしくは OS をアップグレード Step 2: Step 1 で解消されない場合は、Device Analytics と Adaptive FT を無効化 (ただし、その他の Adaptive FT サポートの端末が FT できなくなるという影響が出ます)

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。

[JapanTAC_CSC]

2020年08月14日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題	一部のモデルの Android 端末が集中管理型の COS AP にアソシエートできず、無線 LAN 接続に失敗します。 発生条件： 1. COS AP が AireOS WLC と Catalyst 9800 シリーズのどちらに帰属しても問題が発生します。ただし、IOS AP は発生しません。 2. AireOS WLC はバージョン 8.10 以上、Catalyst 9800 シリーズはバージョン 16.12 以上で発生します。 3. WPA2/WPA3 のどちらのセキュリティモードでも発生する可能性があります。 ログ出力： 無線フレームをキャプチャして、下図のように COS AP が送信する Beacon フレームまたは Probe Response フレームに、Cisco Systems Vendor Specific タグで Vendor Specific OUI Type: 44 が含まれるのを確認する事でこの問題に該当する可能性が高いと判断できます。
原因	この問題の根本原因は Android 端末の不具合です。 AireOS WLC バージョン 8.10 から、Catalyst 9800 シリーズバージョン 16.12 から、Device Analytics (Catalyst 9800 シリーズでのみ実装) と Andorid 端末向けの Adaptive FT (Fast Transition) を実装し、AP が端末向けにこれらの機能をサポートするための情報要素を付加したフレームを送信するようになりますが、一部のモデルの Android 端末はこれらの情報要素を適切に処理できない不具合が存在するため、無線 LAN 接続に失敗します。 また COS AP の不具合である CSCvu24770 (Various Android 10 phones fail to associate) の影響により、Device Analytics と Adaptive FT を無効にしてもそれらの情報要素を AP が送信しています。
解決策	まずは CSCvu24770 の修正バージョンへアップグレードして下さい。 アップグレード後でも改善されない場合は、下記のステップを実施して下さい。 Step 1: Android 端末のドライバもしくは OS をアップグレード Step 2: Step 1 で解消されない場合は、Device Analytics と Adaptive FT を無効化 (ただし、その他の Adaptive FT サポートの端末が FT できなくなるという影響が出ます)

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。