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CISCOアクセスポイントのファームウェア

Nanbayas18
Level 1
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APの”ファームウェア”というものは存在するのでしょうか?

Bootイメージは、iosで稼働させるまでの最低限の仮osであり、正常にiosがダウンロード、適用されれば役目が終わるもの、

iosは、適用されればそれがアクセスポイントの動きを支配するものだと思っています。ここで知りたいのは、一般的にハードウェア寄りの動きを司るファームウェアというものがアクセスポイント(1142)で存在するのか?・・ということです。

 

WLC5508の配下で1142を使用している場所で、不定期に約30秒の切断が発生するという問題がありました。切り分けとして、3502iや以降のAPに、同じチャネル、レベル設定で置換えたところ安定したため、ハードウェアに依存する問題ではないかと推測していますが、ハードウェア寄りの機能改善につながるファームウェアなるものが存在するなら、それの適用も試してみたいと思っています。

2件の返信2

Hideyuki Osaki
Cisco Employee
Cisco Employee

概ねのそのご認識の通りです。

boot loader と呼ばれるソフトウェアが AP の IOS/COS イメージを AP の Flash ディスクから読み込み、起動してきます。

AP には無線インターフェイスと呼ばれるハードウェアが搭載されていて、無線インターフェイスを動かすソフトウェアがファームウェアに該当すると思います。

IOS/COS とファームウェアが連携して動作する仕組みです。

ファームウェアにソフトウェア上の問題や機能改善が含まれることもありますが、ファームウェア上の変更をファームウェアそのものを提供する形では提供していません。

連携動作に問題が起きるのを防ぐため、IOS/COS イメージのパッケージにファームウェアが内蔵された形で、IOS/COS イメージとして修正を提供しています。

 

また、集中管理型の場合は IOS/COS イメージ単体で修正を提供することはほとんどなく、基本的には WLC の AireOS や AP Bundle パッケージを通じて提供しています。

 

型番によって搭載されている無線インターフェイスのハードウェアが異なる場合がありますので、特定のファームウェアの機能に依存する状況というのは発生するものとお考えください。それがもし不具合であれば、大抵の場合は Bug Search Tool のリリースノートに対象機種に関する情報が記述されているはずです。

ありがとうございます。分かりやすく解説いただき、理解を深めることができました。機種固有の問題についても、WLCのリリースで改修されている可能性もあると期待して、現行バージョンから最新までのリリースノートを参照してみます。