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カスタマーサクセスでは、Cisco 製品を運用されているエンドユーザー様、パートナー様同士の交流の場として、サクセスコミュニティ（ユーザー会）を定期的に開催しており、これまで多くのお客様にご参加頂いています。 2025年7月25日(金)に第四回 NSO サクセスコミュニティ (ユーザ会) が開催されましたので、そのご報告をさせて頂きます。 今回も多くの NSO をご利用もしくは導入検討されているエンドユーザ様・パートナー様にご参加頂き、盛況のうちに無事終了することができました。実施内容は下記を...
はじめに 本ドキュメントでは、Cisco 8000 シリーズにおける HSRP/VRRP でサポートされているインターフェースとその設定について説明します。Hot Standby Router Protocol（HSRP）は、デフォルトゲートウェイを冗長化するように設計された IP ルーティング冗長性プロトコルです。また、Virtual Router Redundancy Protocol（VRRP）においても、VRRP の機能を使用することにより、デフォルトゲートウェイの冗長化が可能になり、ル...
StarOS: PGW において MTU サイズを超える IPv6 データパケットを受信した場合の振る舞いについての説明となります。IPv6 データパケットの data-tunnel mtu の設定方法について等は以下の記事をご参照ください。https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/5006101 PGW において MTU サイズを超える IPv6 データパケットを受信した場合、デフォルトでは送信元へ ICMPv6 の「Packet Too Big」メッセ...
Cisco Policy Suite (CPS) バージョン24.1.0 の lb, pcrfclient において、/var/spool/cron/root に pacemaker-mon.pyというスクリプトの設定が追加されており、この詳細について確認をしました。 * * * * * /var/broadhop/pacemaker-mon.py CPS の OS において kernel の障害等を起因として pacemaker 側で Could not accept client conn...
5G SA Ops Center から、CEE, SMF, PCF, AMF などに新しい設定を行う際に、コミットが失敗した時にまず確認すべきログです。 Ops Center から新しい設定をコミットする時、新しい設定は Ops Center 上の running-config を元に作られた Helm chart を通して、関連する Pod に設定が流し込まれます。もし、running-config に誤りがある場合、以下の様なエラーメッセージが出て、Pod はデプロイされません。 Mess...
N540-24Q8L2DD-SYS において 64 byte に満たないパケットを受信した際に、show interface にて runts のカウンタが期待通りに更新されません。Runts については、搭載されている PHY 側でドロップし、この PHY での Drop を Interface に関連づけることが現状のデザインでは難しくハードウェア仕様上の制限となります。
はじめに ASR9K シリーズの Power Tray のシリアル番号を show inventory コマンドで確認しようとすると、実際のシリアル番号とは異なるダミーのシリアル番号が表示されます。 Cisco TAC に RMA を依頼される際などは実際のパーツに記載されているシリアル番号を確認いただくようにご注意ください。 本ドキュメントではこの動作についての具体的な内容と原因について記載します。 事象内容と原因 ASR9K にて show inventory コマンドを実行す...
はじめに IOS XR シリーズルータでは show command 入力後に "|" (pipe) を入力することで使える以下のようなコマンドがあります。 RP/0/RSP0/CPU0:IOS-XR#show running-config | ? begin Begin with the line that matches exclude Exclude lines that match file Save the configuration include ...
はじめに 本ドキュメントでは検証時に確認される IOS XR ルータにおける traffic drop 事象の Troubleshooting にあたって必要な確認観点、取得すべきログについて紹介します。TAC へケースオープンする際にも参照できるドキュメントとなっています。 前提として行うこと まずは以下を実施してください。 物理構成、論理構成が確認できる構成図の用意... 物理構成、論理構成把握のためNTP / PTP での時刻同期... 各 router で timestamp を突き合わ...
monitor subscriber コマンドによって開始されたセッションが終了せずにシステム上に残存してしまうことがあります。このような残存セッションは、不要なリソースの消費や、新たな監視セッションの開始を妨げる原因となる可能性があります。これまでに、以下のような事例が報告されています。1. monitor subscriber コマンド実行後、即座にCLIセッションを終了した。2. monitor subscriber コマンド実行中に、SSHセッションが予期せず切断された。本記事では、こ...
2025年4月〜6月に開催した【基礎から学ぶ！Cisco NSO Success Community ウェビナーシリーズ】の録画及び PDF 資料を公開しています。 NSO をこれから使用される方、内容は知っているが体系的に学びたい方、日々の運用に関する情報を入手したい方向けのセッションですので、是非ご活用ください。 開催日時 PDF 資料と Webinar 録画へのリンク 2025年4月11日 (金) 15:30 ～ 16:30 第１回 NSO とは？ 2025年4月24日 (...
Symptoms NSO 6.5 で packages reload が下記のように info Python VM failed to start で失敗することがあります。 admin@ncs# packages reload >>> System upgrade is starting. >>> Sessions in configure mode must exit to operational mode. >>> No configuration changes can be per...
NSO 6.5 での変更点 NSO 6.5 からセキュリティ強化のため、server-name または server-alias 以外への Web や RESTCONF アクセスはデフォルトで拒否されるようになりました。そのため、NSO 6.5 に IP アドレスでアクセスすると下記のようにエラーになります。 nso@localhost:~/ncsrun$ curl -u admin:admin http://127.0.0.1:8080/restconf <html><h1>400 Bad...
下記CCOにも記載されている内容となりますが、補足の説明となります。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/asr_5000/21-28/gtpp-reference/21-28-gtpp-reference/m_mopgsshddswitch.html?bookSearch=true gtpp single-source を設定せずに system を立ち上げた場合、いくつかの task が存在しない状態となり、aaaproxy も...
StarOS において、 SNMP Trap: AAA Archive started for sessmgr instance X の trap が発生する条件について確認をしました。 確認リリース: 21.28.m22 staros の CDR 内部転送処理において、２箇所の Queue があります。- cdrmod が保持している Queue- sessmgr が保持している Queue通常は、cdrmod 側に集約され、その Queue で処理されていますが、 cdrmod の処理能力...
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